うっわーぐっだぐだだあああああ(吐血)なんでしょう。これ。もうなんだかやってられません。なんでしょうもう・・。たまには罰メンバーが恋しくなって書いてみたはいいものの

南条・・・何上杉の気配感じて喜んでるんですか・・・?
はー!やってらんねーー!!楽しい!(駄目じゃん)
はい。認めます。今更なんですがうちのブ南はラブラブです・・・。(特にアダルトの方)




      
★中年探偵ペルソナーズ★
「いねえだろ・・・たぶん」
「いやあれはいるって。あの顔はいるって」
「芹沢君・・。あまり人を見かけで判断するのは感心しないな・・」
「ねえうらら。私お腹空いたかも」
「またあ!?」



どこからともなく声が聞こえてくる。ここは鳴海区、パオフゥのアジト・・。その一室に(といってももともと部屋など呼べる立派なものは存在しないのだが。)四人の人物が小さなテーブルに集まり、コンビニかどこかで買ったのであろう貧弱な食物を口にしながら何やら言い合っている。
「つうかなんで俺たちはこんなガキみてえな話に興じてんだ?別にいてもいなくてもどっちでもいいだろうが」
そういいつつ煙草に火をつけ大きく息を吐いたのはパオフウである。狭いスペースに煙が充満する。そのまま視線を赤髪の女性・・うららの方へと向ける。
「んな事話てる暇あったらとっとと次の作戦たてようじゃねえか。時間はまっちゃくれねえぜ?」
あっさりそう言われてしまったうららは首をすくめつまらなさそうな表情をしてコーンサラダを口へ運んだ。
「いいじゃないのよーぅ。こんな時だからこそ明るい話題をあたしは提供してるのよ?むしろ感謝してほしいくらいだわ」
「ねえうららぁ」
「もう!あんたさっきたらふく食べてたじゃないの!あーもうはいはい。これ半分あげるから」
「天野君、僕のパンも食べるかい?少し買いすぎたみたいだ」


そんなやりとりをしつつうららはまたパオフゥに話しかけた。彼女の目がいたずらっぽく笑う。
「でも、いなかったらいないであたしもねらっちゃえるってことよね〜。タ・マ・ノ・コ・シv」
「どーせんなこったろうと思ったぜ。あきらめな。お前みたいな騒がしい女はアイツにゃあわねえよ」
「どゆことよそれ」
「ねえねえうらら」
うららがふくれっつらをしたところで舞耶が話に入ってきた。キャベツが口の端についたのをうららに拭われながら舞耶は口を開く。
「ところで、さっきからいるとかいないとか、なんの話してるの?」
「天野君・・・。本当に話を聞いていなかったのだね・・」
「だーかあらあ!!」
うららが心底呆れた顔をする。昔からこの女はそうなのだ・・。聞いていると思えば寝ているし聞かれたくないことはばっちり聞いている。うららは少し声を荒げて応えた。
「あの子のことよ!」
「あの子?」
「ほれ、噂をすれば帰ってきたわ・・ちょっと静かにしなきゃ」
うららが目をやった先には黒いジャケットに黒のパンツ。背中には「TO THE NO1」と書かれたいわずとも知れた南条の姿があった。舞耶はきょとんとした顔でその姿を認める。
「南条君?」
「そ、南条君に彼女はいるのかどうかしらーって!そういうハナシよ」
「な?くだらねえだろ・・・」
「なによう」
ひょんなことからうららが持ち出した「南条に彼女はいるかいないか疑惑」についてさっきから大の大人が話していたというわけである。もともとこういう話が大好きなうららはうっとりとした目で話を続けている。
「でもいいわよね〜南条君の彼女って。お金には困らないしあの顔だしー?性格も紳士でそんなに悪くないしまあ固いのがちょっと難点だけど。いまどきの子にしちゃあね」
そんなうららにまたもや溜息をつきつつパオフウが言った。
「でも結構邪険にされてるみたいだぜ?」
「は?南条君が?」
「違う・・彼女・・・?彼女っていうかなんていうか・・・」
舞耶はまた興味がなさそうに一口サラダを口に入れた。克哉はといえばこちらもさして興味なさそうにメガネを拭いていたりしている。
「え?だってあんたさっき南条君に彼女はいないだろうって言ってたじゃない。なんか知ってるの?」
「いねえだろ・・・・彼女はな」
「え?どういう事?さっぱりわかんないんだけど!」
うららは頭を抱え込み机に突っ伏した。噂をされているとは知らない南条はノートパソコンを取り出しキーボードを叩いている。またあの松岡とかいう執事に連絡をとっているのかもしれない・・・。
「ま。じきにわかるんじゃねえの」
そう言ってパオフウは混乱しているうららの頭を軽く叩いてやった。
「じきにって・・・」
うららが不満を顔にだしながら呟くと、パオフウがピク・・と軽く動くのがわかった。
「どうしたの?パオ」
「わかんねえか?」
「何がよ」
パオフウは呆れたように煙草を灰皿に押し付ける。
「ったく・・おめえも少しは共鳴ぐらい感じ取れるようになれよ・・・もう何回ペルソナ使ってんだ」
「・・いい今修行中なのよう!」
うららは少し赤く頬を染めて抗議した。パオフウは相変わらず人を見下すように視線を落とす。
「まあいいさ・・。ほら。こういうわけじゃねえのか?」
パオフウが顎で南条のいる方向を指す。うららがまだ疑問に満ちた顔で視線をそちらにやると・・
「うそ・・南条君が笑ってる・・・あんな笑顔で・・」
うららは信じられないとでもいうように目を大きくする。

それは苦笑に近い笑いで。だが、南条はいつもの緊張した表情を解し、小さく笑っていた。





そして、




「ちいいーーーっす!!スーパースターこと俺様がちょーお役立ちアイテムとご飯の差し入れにやってきたぜーーーい!!!」
ドアが開かれるとともににぎやかな声がとびこんできた。








うららは。小さく息を一つ吐く。
「な・・・・?」
「あ、にゃるほど・・・確かに・・・」










fin


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